・WEB未経験から正社員WEBデザイナーになりたい
・WEBデザイナー転職のため情報を集めている
未経験からWEB業界への転職は不安があると思います。
僕も畑違いの業種から転職して、「自分で大丈夫だろうか。」「迷惑掛けないか。」など不安を抱えていました。
今回は【女性】にスポットを当て、実際の声やアンケート、僕自身の体験を踏まえて検証・解説します。
もくじ
WEBデザイナーの働く環境
WEB業界における性別の割合
WEBデザイナーとして働く人たちの男女比率を見てみます。
「はたらこねっと」さんのデータによると、男性:48%・女性52%で男女比率は半々と言えます。
【2020年3月発表】フリーランスWebクリエイター人材・案件動向調査
男女比率が偏ると不公平感が起こりやすいものですが、WEBデザイナーは半分ずつと、理想的な比率であると言えます。
Twitterでも同様の声があります。
但し、一部の業種を集中的に受注している会社、例えばウエディング関連やアパレルサイト運営などは女性が多くなり、逆に開発やシステム関連の会社では男性が多くなる傾向があります。
僕はこの仕事をしていて男女比で苦しんだことはないですが、同性の同僚を求めている人は全体数から見て、安心して良い数値と言えます。
未経験の割合
即戦力を望む傾向にあるWEB業界では、狙っている会社に入ろうと思っても未経験では厳しいかも知れません。
しかし、逆を言えば一旦WEB業界へ参入できれば、経験者となり幅は広がります。
成果物などスキルがわかり易い職種ですので、目標や計画性を立ててステップアップしていきましょう。
どんなすごいクリエイターも最初はみんな未経験です。努力の積み重ねが大切です。
未経験から始めるWEBデザイナーへの転職方法
WEBデザイナーは誰でもすぐに目指せる職業
WEBデザイナーになるために必要な学歴や資格はありません。
WEBに関する知識を学ぶことで、いつでも誰でも始めることが出来ます。
専門学校で丁寧に教えてもらう方法もありますが、本やオンライン学習など独学で十分です。
マストなのは「Photoshop」など制作ソフトの使用方法と、HTML・CSSなどの言語知識になります。
独学で学ぶ上で参考になる本は、こちらへまとめています。
ソフトの学習は実績を作るためだけですので、最初からPhotoshopやHTMLを完璧にする必要はありません。
デザインの表現方法をある程度実現できれば十分です。
わからないところは飛ばしてOKです。必要なときが来れば読み返せば大丈夫です。オンライン学習も同じです。
面接に受かるためにはポートフォリオ(作品集)が必須
ある程度ソフトの使い方がわかれば、次に必ず「ポートフォリオ」を作成します。
ここが一番大事です。
僕も面接することがあるのですが、履歴書とかちゃんと見てないです。(すみません…)
ポートフォリオの出来 > 人柄 >>>>> その他
みたいな割合です。
履歴書を見て質問することはないですが、ポートフォリオは「デザインをする上でどのような点にこだわったか?」など質問することがあります。
ポートフォリオがない人は採用される確率が0パーセントに近いので、下手でも良いので必ず用意してください。
もし複数社応募してうまくいっていない人は、ポートフォリオを編集し直してみると良いです。
下の記事にポートフォリオについてまとめていますので、良かったら参考にしてみてください。
Twitterでもポートフォリオに関して様々な声があります。
どんな凄いデザイナーも最初はひよっこでした。何も恐れることはありません。
今できることをポートフォリオとしてまとめて、評価を待ちましょう。
ロールモデルにできる有名女性WEBデザイナー
目標にできるロールモデルがいれば、自分に置き換えて将来のイメージがしやすくなります。
有名な女性WEBデザイナーをピックアップしました。
Mana(清水真奈美)さん
出典: Webクリエイターボックス
カナダ、オーストラリア、イギリスなど海外を渡り歩きながら活躍する、Webデザイナー・WebデベロッパーのManaさんです。
Manaさんが運営する「Webクリエイターボックス」では、jQueryやWordPressなど、WEBクリエイターにとって役立つ情報が満載です。
僕も長らく勉強させてもらっています。
また、未翻訳の海外サービスなどを紹介してくれていますので、チャレンジしてみてください。
MAI IMAKITA(今北 舞)さん
出典: WWD JAPAN.com
モデル、ファッションショーの制作会社を経て、WEB業界へ転職されたMAI IMAKITAさんです。
現在はWebディレクション・デザインの他にも、デジタルコンテンツを使ったアートディレクターとしても活躍されています。
フリーランスとして、キリンやDeNAなど大きなお仕事も手掛けておられるので目標として注目して間違いなしの人です。
まとめ:WEBデザインの職種は女性にとっても働きやすく十分活躍できる!ただしスキルアップの努力は必須。
WEB業界は割と新しい職種・女性進出が多く見られる職種とあってか、働き方が柔軟な部分も多いです。
また、WEBデザイナーは資格が不要ですのでいつでも目指せられます。
就職・結婚・出産など人生のイベントと並行して出てくる、「仕事はどうしよう?」に関して、候補の一つに出来ると思います。
但し、WEBデザイナーは資格や学歴がいらない反面、スキルが必要です。
スキルを身に着けるためには努力が必須ですが、身に着けたスキルはきっとあなたを助けてくれます。